<普天間問題>自民、不信任案提出へ(毎日新聞)

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を同県名護市辺野古周辺に決めたことを受け、野党は終盤国会で鳩山由紀夫首相の政治責任追及に全力を挙げる。自民党は内閣不信任決議案を提出する方針を固め、公明、共産、みんななど野党各党も同調する構えをみせている。【岡崎大輔】

 ◇野党、首相責任追及に全力

 自民党の谷垣禎一総裁は28日、京都府への出張を取りやめて東京・有楽町で街頭演説し、「私たちの案に戻ってきたが、沖縄との信頼関係は完全に破壊された。鳩山さんが辞任するか、(衆院を)解散して国民に信を問わない限り、解決は絶対にできない」と語気を強めた。公明党の山口那津男代表も「『少なくとも県外』と沖縄の関心を引きながら、まったく反対の県内移設が明確になったのは県民への裏切りだ」と首相を批判した。

 自民、公明、共産、みんな、たちあがれ日本の野党5党の幹事長・書記局長は28日、国会内で会談し、普天間問題に関する衆院予算委員会の集中審議開催を与党に改めて求めることで一致。横路孝弘衆院議長に申し入れた。6月16日の会期末が迫る中、「政治的な立場の違いは承知のうえ」(市田忠義共産党書記局長)で結束を強調している。

 政府の対処方針への署名を拒んだ福島瑞穂消費者・少子化担当相が罷免されたことで、批判の矛先は首相の政権担当能力にも向かった。みんなの党の渡辺喜美代表は28日夜、「罷免しておいて(社民党との)連立は維持するのか? 訳が分からない」と首相の記者会見での発言を批判。記者団から連立政権参加の可能性を問われると「応じるわけがない」と一蹴(いっしゅう)した。自民党幹部は「なんという政権だ。今日こうなることは随分前から分かっていたはずなのに、何の手も打っていない」とあきれた様子で語った。

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2010-06-02 06:57  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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